2011年 11・12月例会
「妻と社長と九ちゃん」 青年座
日時 11月17日 18時半開演
会場 知多市勤労文化会館
老舗企業・昭和文具の社長・春日浩太郎は頑固一徹だが憎めない昭和の男。その妻・佐和子は男を手の平で遊ばせるような器量の大きな昭和の妻(女性からみてもカッコイイ)そして団塊世代の象徴のような男・森島三郎、通称・九ちゃん。会社では他の社員から疎んじられている。だがなぜかワンマン社長にはかわいがられている 。
社長宅の裏手には昭和文具の本社グランドがある。春の花見、夏の盆踊り、秋の運動会、冬の餅つき。季節のたびに人々に開放してきた昭和文具の象徴だ 。
時は昭和から平成に移った。取締役の息子・昭一は昭和文具の改革を強引に進める。だが社長・浩太郎は頑として譲らない 。そんな時、浩太郎が亡くなる。通夜の夜、社員と家族の思惑が渦巻き、一挙に揺れ動く昭和文具。その時、九ちゃん、佐和子は… 。
出演
岩崎ひろし、増子倭文江、山野史人、横堀悦夫、椿真由美、加門良、田中耕二、松熊つる松 尾身美詞、長克己、山口晃、小豆畑雅一、須田佑介、豊田茂、小暮智美、黒崎照、高松潤
2011年
「天切り松」
◆作品紹介
浅田次郎原作の同名小説をもとに、初舞台化、初ミュージカル化。脚本を水谷龍二、演出を鵜山仁が担当し、ベテラン俳優の左とん平を主演の松蔵役に迎え、新しい和製ミュージカルの誕生と評判を得ました。大正ロマンを駆け抜けた男たちの、粋でいなせなミュージカル。
俳優座「リビエールの夏の祭り」
日時 5月29日(日)16時~開演
会場 知多市勤労会館つつじホール
俳優座
「リビエールの夏の祭り」
スタッフ
作=吉永仁郎
演出=中野誠也
出演
東田綾子…川口敦子
男(多分、東田達也)…中野誠也
◆作品紹介
2002年俳優座劇場において上演された『きょうの雨 あしたの風』の脚本を手がけた吉永仁郎氏が、マルグリット・デュラスの『かくも長き不在』を基に脚色、昭和30年代の日本人の真の姿を悲しくも、美しく男女の心の機微を静かに描きます。『タルチュフ』、『喜多川歌麿女絵草紙』などで、主演を演じてきた中野誠也の初演出作品です。
「時代横丁」 ひと組
2月9日(水)
作・演出:麻創けい子
出演
石黒寛、ながたひとし、加藤K子、高橋潔、森たまみ、ゴマモトダイ、ささきしおり
「赤松源五郎駐在日記」
【6】六丁目
駐在さんと村の人々のふれあいを描く人情喜劇。
「地獄八景だぎゃ」
【17】春二丁目
名古屋のじいさんばあさんが団体旅行さながら地獄詣で。
「横根の天狗どん」
【31】三十一丁目
女房に逃げられた二人の男の前に現れた天狗。三人は男の友情を暖めるのだが。
2025年3・4月例会
トムプロジェクト
日時 4月3日(木)
午後6時半開演(午後6時開場)
会場 知多市勤労文化会館 つつじホール
【作・演出】シライケイタ
【出 演】 大和田獏 島田歌穂 真山章志 カゴシマジロー
辻井彰太
絶望を希望に変えたのは、音楽の力だった―
昭和28年7月。終戦後7年以上も異国フィリピンのモンテンルパ刑務所に収容されていた、死刑囚を含むBC級戦犯108人が横浜港に降り立った。
二度と、生きて故国の土を踏むことはできないと絶望していた彼らを救ったのは、一曲の歌だった。
彼らの釈放をキリノ大統領に決断させた歌とは
「あゝモンテンルパの夜は更けて」(作曲は知多市出身・伊藤正康氏)
この歌を歌った歌手、渡辺はま子。
そして、この歌をキリノ大統領に届けるべく奔走した僧、加賀尾秀忍。
二人の情熱が交錯するとき、歴史は動く...。
2025年5・6月例会
劇団俳優座
日時 5月27日
午後6時半開演(6時開場)
会場 知多市勤労文化会館 つつじホール
中学時代の演劇部の発表における諍いが原因で不登校となり、50歳になってなお実家の自室にひきこもる美夜子。世話をしてきた高齢の母の体調不良から、美夜子の妹家族が実家に引っ越してくる話が浮上。宮沢賢治の寓話「猫の事務所」とともに、家族と社会・現在と過去を紡ぎ描かれるヒューマンドラマ。
劇団文化座
日時 7月25日(金)
午後6時半(開場午後6時)
会場 知多市勤労文化会館 つつじホール
作者:三浦綾子 脚本:杉浦久幸
演出:鵜山仁
佐々木愛/藤原章寛/萩原佳央里/小佐井修平/市川千紘 ほか
『蟹工船』などで知られているプロレタリア作家であり、特高警察の拷問により1933年に虐殺された小林多喜二。その母セキの生涯を描いた三浦綾子の小説を見事に舞台化しました。原作小説の文体は温もりのある秋田弁と相俟って、貧困のなかでありながら、セキの一途な息子への「無償の愛」が心にしみ入ります。舞台では、自ら深く傷つきながらも家族を、そして他人を思いやり、思想や信条をこえて、息子に寄り添う母セキ(佐々木愛)の姿が描かれます。小林多喜二は、貧しく虐げられた人たちのことを思い小説を書き続けた。セキは、息子の夢と愛の軌跡を語り始めるのでした。セキ役を演じる佐々木愛の笑顔と笑いが、きっと観る者に元気と生きる勇気を与えることでしょう!
こまつ座
日時 10月2日(木)
会場 知多市勤労文化会館 つつじホール
【作】井上ひさし
【演出】栗山民也
【出演】松岡依都美 久保酎吉 平埜生成
粟野史浩 瀬戸さおり 後藤浩明
宮津侑生 神野幹暁 木村靖司 大鷹明良
戦後80年を迎える2025年新たなキャストを迎え
『きらめく星座』は、こまつ座旗揚げ翌年の1985年、井上ひさし自身の演出によって初演されました「昭和庶民伝三部作」の第一作目である今作は、太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの約1 年間を描いた作品です。軍靴の音が鳴る中、ジャズなどの音楽を聞かせる東京・浅草のレコード店を舞台にして、戦争の愚かしさが痛切に浮かび上がります。激動の時代を懸命に、そして活き活きと生きた一家の物語です。井上ひさし得意の音楽劇の代表的傑作として、劇中ではピアノの生演奏にのせて、「青空」「一杯のコーヒーから」など昭和初期の流行歌の軽快なメロディーが舞台を弾ませます。
劇団昴
日時 11月16日(日)
午後六時半開演(6時開場)
会場 知多市勤労文化会館 つつじホール
●原作=チャールズ・ディケンズ
●脚色=ジョン・モーティマー
●訳=石川麻衣
●台本・演出=菊池准(演劇企画JOKO)
●出演・・・宮本充/伊藤和晃/牛山茂/林佳代子/米倉紀之子/山口研志/市川奈央子/田徳真尚/江﨑泰介/舞山裕子/矢﨑和哉/白倉裕人/加藤和将/笹井達規/上林未菜美/賀原美空/聡鳥圭/他