第65回例会 サンシャインボーイズ

2023年11・12月例会

 加藤健一事務所

日時 11月8日(水)

   午後6時半 開場 午後6時

 

会場 知多市勤労文化会館 つつじホール

 

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元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリー・クラーク(加藤健一)は、ひとりとなった今でも役者としての自分は終わっていないと必死にもがくものの、なにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。ある日突然、TV出演の大仕事が舞い込んできたが、その条件は元相棒アル・ルイス(佐藤B作)との“サンシャイン・ボーイズ”による往年の名作コントだと聞いて出演拒否の一点張り! 喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11年ぶりの名コンビ復活となるのか!? ラストショーの最後に待ち受けるふたりの運命は…?
作/ニール・サイモン   訳/小田島恒志・小田島則子
演出/堤 泰之  
出演/加藤健一、佐藤B作、加藤義宗、田中利花、照屋実、韓佑華、佐野匡俊
(声の出演)清水明彦(文学座)、加藤忍
 

 

 


第64回例会 愛の讃歌 ピアフ

2023年9・10月例会

エイコーン

 

日時 9月17日 (日)

   午後5時  開場 午後4時半

 

会場 知多市勤労文化会館 つつじホール

 

フランスの国民的シャンソン歌手のエディット・ピアフは16歳で恋に落ち、まもなく子供を生みますが、その子は小さくしてこの世を去ります。その悲しみを背負いながら生きた人生を、ピアフ自身の手記をもとに栗原小巻の演劇への情熱を重ね合わせ、舞台化しました。 
 ピアノとパーカッションの生演奏で、栗原小巻がピアフの名曲を歌いつつ、彼女の人生を演じていきます。

 

原作/エディット・ピアフ   訳/中井多津夫
脚色・演出/加来英治   
出演/栗原小巻   城所潔(ピアノ)長谷川清司(パーカッション)

 

 


第63回例会 昭和虞美人草

2023年7・8月例会

 文学座

 

日時 7月23日(日)

   午後4時

 

会場 知多市勤労文化会館 つつじホール

 

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時は1973年。
The Beatles、The Rolling Stones、Led Zeppelinといった70年代ロックにどっぷりと浸かり、大人への階段を上っている途中の若者たちが織り成す悲喜こもごも。代議士の息子である甲野欽吾は売れないマニアックなロック雑誌「エピタフ」を刊行している。盟友である宗近、小野、浅井らが編集に携わるという、いわゆる同人誌的な雑誌であった。
ある日小野と浅井が「エピタフ」を辞めると言い出す。それと同時に甲野の腹違いの妹である藤尾は司法試験のために勉強中である小野に急接近。しかし小野には郷里に小夜子という許嫁に近い女性がいるのだった。煮え切らない態度の小野に宗近が諭す。
「そいつはロックじゃないぜ…」
昭和の敗戦から、やがて高度経済成長の絶頂と終焉に向かう時代のうねりの中で錯綜する若者たち。夏目漱石の「虞美人草」をマキノノゾミが翻案し、熱く描いた青春群像劇!

 

作/マキノノゾミ   ■演出/西川信廣   
出演/早坂直家、上川路啓志、富沢亜古、鹿野真央、西村知泰、ほか


第62回例会 罠

2023年5・6月例会

 俳優座劇場プロデュース

 

日時 6月27日(火)

   午後6時半開演 (6時開場)

 

場所 知多市勤労文化会館 つつじホール

 

ストーリー

 

アルプス山脈が一望できるリゾート地、シャモニー郊外。新妻のエリザベートが旅先の山荘から失踪してしまう。警察の捜査でも手がかりは無く、憔悴する夫のダニエル。数日後、近隣の神父がエリザベートを連れ帰るのだが、それは会ったこともない女だった……。
正体不明の神父とエリザベート、混乱する警部、追い込まれていくダニエル。果たして真実は誰が語っているのか!?
山荘という密室で、すべての者がだまし絵の中に迷い込み「罠」にかかります。

 

作・演出・出演

 

作:ロベール・トマ 
演出:松本祐子
翻訳:小田島恒志、小田島則子
出演:石母田史朗、加藤忍、西山聖了、清水明彦、里村孝雄、上原奈美

 

 


第61回例会 ある八重子物語

2023年3・4月例会

 民藝+こまつ座

 

日時 3月16日(木)

   午後6時半開演 (6時開場)

 

場所 知多市勤労文化会館 つつじホール

 

神田川が隅田川へと流れこみ、花街として栄えた柳橋。舞台は、昭16(1941)年から敗戦直後の昭21(1946)年にかけての柳橋・古橋医院。ここに集う人びとは、水谷八重子に心酔する古橋院長を筆頭に、事務方、看護婦、女中まで全員が大の新派マニア。患者の身の上話もたちまち「婦系図」風の筋書きに。そこへ八重子そっくりの「音楽のような声」をもつ芸者花代が登場、恋愛事件もわきおこって大騒動。はたまた「女形の研究」に熱中するあまり、入営日に寝過ごし徴兵忌避者になってしまう大学生もからんで……。

 

作=井上ひさし 演出=丹野郁弓

主な出演=篠田三郎(青山事務所)、千葉茂則、有森也実(客演)、吉田陽子、桜井明美、中地美佐子

 


第60回例会 炎の人

2023年1・2月例会

劇団文化座

 

日時 2月1日(水)午後6時開演(5時半開場)

 

会場   知多市勤労文化会館 つつじホール

 

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外部リンク 劇団ページ

「炎の人」は三好作品の中でも特に名作と謳われ、これまで多くのカンパニーで上演され、そのたび大きな 話題となってきました。文化座では1958年に佐佐木隆(文化座創立者)演出で初演。無名の芸術家の無垢な 魂と彼を支えた人々を丁寧に描き出して、その年の文部省芸術祭団体奨励賞を受賞し、その後、2度にわた り全国公演を果たしています。 文化座の描くゴッホは、あくまでも若くて、未熟で、孤独です。 しかし、彼の人生には実に多くの人々が関わっています。実の弟テオドールは生涯をかけて兄の才能と貧 しい生活を支えます。画家としての親友にしてライバル、ゴーガン(ゴーギャン)は芸術家としての強い自 信と反逆精神をもって彼に向き合います。そのほか、彼を愛し、励まし、何らかのかたちで彼の人生の伴走 者となった人々……。 私たちは、登場人物ひとりひとりに限りない愛情をそそいだ三好十郎の魂を再び呼び寄せてみたいので す。私たちの願いを、演出家の鵜山仁氏が引き受けて下さいました。 いま再び挑む、文化座の「炎の人」。どうぞご期待下さいませ。 佐々木 愛